父親
パパ
「質問していいですか?」
ボス
「いいですよー。」
パパ
「そんな能力って昔から持って
はったんですか?」
ボス
「うちのおばあちゃんから引き継いだ
みたいです。」
パパ
「すごいなぁ。そんなことあるんですね。」
前に一度読んだ本にそんな方がおられるのを読んだことがあったが、僕自身の目の前に
そんな方が出てくるとは思いもしません
でした。
ボス
「実は小学生ぐらいから見えたり聞こえ
たりしてたんです。で、大きくなって
から霊能の方に見てもらってたんです。」
パパ
「へ〜、すごいですね。」
それからボスのシャーマン(霊感体質)を
持つようになったいきさつをいろいろ聞き
パパ
「私の父親が、ボスのところを訪ねて
行ったんですよね。」
ボス
「パパさんの隣に座って
いらっしゃいますよ。泣きながら。」
パパ
「 えっ!マジですか、私の親父
見えるんですか、どっちに居てます?」
ボス
「左側ですね。自分から見て右は未来。
左は過去と言われることがあるんです。
お父さんはもう過去の人ですから
左側にいらっしゃいます。」
パパ
「すごいですね、そんな話初めて
聞きますわ。んで、私の父親なんで
泣いてるんですか。」
ボス
「あの世に行けば閻魔様の裁判が
あるので、お父さんが振り返って
自分がしてきた悪いことなどを
見えるみたいです。
パパさんにしてきたことを
(俺が悪かった。許してくれ。すまん
かった。)って泣いてますよ。」
パパ
「私の父親ちゃんとあの世へ行き
ましたかね?、そんなんわかるんですか?」
ボス
「ちゃんと上がってはりますよ。
お葬式の時にお母さんが迎えに来はった
みたいで。腕掴まれて上に上がって
行ったみたいですよ。ちゃんとお葬式の
時にパパさんのおばあちゃんが迎えに
来はったみたいで、パパさんの
お父さんに「そんなところで何してる
んね!」って腕掴まれて上に上がって
行ったみたいですよ。」
私の父親のお父さん、お母さん。
私の父方のおじいちゃんとおばあちゃんに
なりますが、私の父親が小学校1年生の時に
おじいちゃんが亡くなり、小学校4年生の時
おばあちゃんが亡くなっているので
もちろん実際に会った事がなく遺影の写真でしか見たことがありませんでした。
私の父親はそれ以来家に仏壇を設け
50回忌終わるまでずっと世話を続けて
いました。
パパ
「すごいなぁ、そんな見えるんですね。
葬式って、参加してないのにわかるん
ですか?」
ボス
「その場面を見ることができるんです。
お坊さんが棺桶に向かってお経を読んで
はるので、その時に家族みんなのことを
見てはりましたよ。やっぱりおじいちゃ
んは孫のことが気になってたみたいで、
孫をずっと見ていましたよ。」
パパ
「 へ〜、なるほど。」
ボス
「そしたらおばあちゃんが上から降りて
きはって、腕掴まれてお父さんも上がっ
ていかはりましたね。」
パパ
「へ〜、そうですか。なんか面白い
ですね。」
まさにボスが話す事は私の中では
別世界の話で。嫌いでは無いですが
まさかこんな話を聞けるとはと
その時正直思っていました。
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