みどりさんとおじいちゃん
その日、私の仕事で設備調査の依頼があり
調査する場所が病院でした。
後日の通信設備の工事の為、設備調査と
事前の工事をしていました。
作業が順調に進み、私がEPS。早く言えば
電気や通信の配線を階をまたぐスペース。
で作業をしてると、
???
「細かい作業してはるねー。」
パパ
「そうでしょ、結構細かいんですよ。」
???
「ほんとにねー。よくそんな事しはるわ。」
パパ
「いやいや。これが出来んとごはん
食べれませんねん。」
と、後ろを振り返ると誰も居ない。
???、私は作業中で仕事に気が
向いていたんで、てっきりその病院で
入院してる方がリハビリで病院を
歩いていてたまたま工事してるわと
様子見てはるんやろうなって
思っていました。でも振り替えると
誰も居ない.........????………….。!!
あっちか、あっちの人や。
その時別の作業員が私の所に来て
作業員
「休憩しよか。」
パパ
「わかった。行くわ。」
周りを片付け、見えないけど声がする方に
パパ
「すいません。休憩行きますわ。」
???
「いってらっしゃい。」
それから休憩場所へ行きました。
私は喫煙者なので病院の駐車場まで行き
休憩時に仕事の進み具合を作業員同士の
打ち合わせし、休憩が終わり
また病院に戻り
正面玄関の自動ドアが開いて進むと
受け付け付近で
???
「おかえりなさい。」
パパ
「えっ、あーただいまです。」
心の中で言ってたつもりが
声に出してたみたいで
近くに居た作業員が私を見て
作業員
「どないしたんですか?」
パパ
「大丈夫や。気にせんでいいよ。
独り言。病院に言うてん。」
作業員
「???、(笑)」
時間も夕方だったので片付けをし
次の日も同じ場所で作業があるので
段取りをしてその日は帰りました。
帰りの道中、後ろに誰か居る気配を
感じながら自宅に着き、家に入り
リビングの扉を開けると、私の息子が
壁にもたれてその横にボスが。
私は誰か憑いてきたと報告しようと
考えてたけど、家の雰囲気が重く
パパ
「どないしたん?、なんかあったん?」
と、みんなに尋ねると
ボス
「息子さんの右側におじいちゃん
居てるんです。」
パパ
「えー、ほんまですか?、なんで?」
ボス
「ずっと怒ってて。息子さん
その影響受けちゃって。」
パパ
「え、ほんまですか。」
私はその時、病院で連れて帰った気配の
影響で、私の息子に取り憑いて怒ってると
思い、ボスに
パパ
「僕のせいかも。」
ボス
「え、なんでですか?」
パパ
「私、今日の仕事先で話しかけられて
連れて帰ってきたと思うんです。」
ボス
「居てますね。」
じーっとボスが私を見て
ボス
「関係無いですよ。
そのおばあちゃんとは
全然関係無いです。」
よかった。私じゃなく。
と、女性だったので、私が勝手に
その女性の旦那さんが来たと思い。
パパ
「てっきりこの方のご主人が、私に
怒って息子に仕返しされてると。」
ボス
「関係無いですよ。」
パパ
「そうなんですか。」
ボス
「みどりさんだそうです。
(ボスがみどりさんに)
よろしくお願いします(笑)。
パパさん、それどころじゃ
無いんですよ。」
パパ
「なんなんですか?この家の空気。」
事情を聞くとその日、私の娘が保育園から
帰って来て、いつものように昼寝をしていると、夢を見てるのかたまに泣き出す事は
あったんですが、その日は泣き方が
尋常じゃない泣き方だったそうで。
嫁さんがパニックになり、ボスに連絡を
取ってボスとボスの息子さんが
私の家に来てくれてボスに私の息子を
霊視してもらうと
ボス
「息子さん誰か連れて帰ってますね。
うまいこと入ったなぁ。息子さんが
家の中に入る一瞬で息子さんと重なって
入りましたね。」
当時はまだ私の家を守ってくれる者がなく
ボスがわざわざ私の家に結界を張りに来て
くれていました。家を綺麗にしている最中
だったので。
私の息子とボスの息子さんが中学校に
上がってすぐで、とある先生の授業を
受けてる時にその先生の後ろに居たご先祖
さんが、私の息子が霊感あると私の息子
に取り憑いたみたいで私の息子の右側で
ずーっと怒ってると。
パパ
「なんで怒ってはんの?」
ボス
「わかんないです。
ずーっと怒って、聞いても答えて
くれなくて、黙ってるんです。」
パパ
「えー、難儀やなぁ。」
そのまま時間が流れていき
埓があかないのでボスが
ボス
「もう、燃やしましょか。」
パパ
「えっ。誰にしてもらうの?」
ボス
「私の狐さんで燃やします。
もう首は切られてるんですけどね。」
パパ
「えーー!、首切られてんの。」
ボス
「そう。だいぶ前に狐さんに
切ってもらってたんです。」
パパ
「へー、すごいな。んじゃ
頭だけあるの?」
ボス
「そうですよ。」
私はこれからと思ってトイレへ行き
用を足して部屋に戻ると何か焼けた臭いが。
パパ
「なんか焦げてない?」
ボス
「パパさんがトイレに行ってる
間にしちゃいました。」
嫁さん
「私もわかる。臭いする。」
パパ
「んじゃ、解決?」
ボス
「息子さんの横でおばあちゃんが
小ちゃくなって居てますね。
おじいちゃん亭主関白すごかった
んでしょうね。おばあちゃんが
ありがとうございますって言ってます。」
パパ
「そうですが。
・・・・・ああ、うちの
おばあちゃんは?」
ボス
「階段を上がった所に座ってくれてますね。
パパさんのお父さんが作った刺繍の“和”が
気に入ったって。」
パパ
「そうですが。それは良かった。」
ボス
「こっちのおばあちゃんは
玄関から出て行きはりましたよ。」
時間を見ると午前3時過ぎ。
明日もあるからとその日はそれで解散し
次の日、仕事で車を走らせれいた時
パパ
「みどりさん、近くにいらっしゃいまか?」
みどりさん
「居ますよ。」
パパ
「こちらで入院してたんですか?」
みどりさん
「そうなんです。1週間前まで。」
パパ
「そうですか。で、
今はあちらの方なんですね。」
みどりさん
「はい。」
パパ
「でも、なんでこの病院に
居てはるんですか?」
みどりさん
「私ずっと1人だったので。
主人も一緒に入院してたんですが
先に主人が亡くなって
私だけになったんです。」
パパ
「へー、そうですか。」
みどりさん
「なのでこの病院から離れたくても
離れれないんです。」
パパ
「主人さんはここにおられるんですか?」
みどりさん
「主人の方は兄弟が居たので
兄弟に憑いて外へ行きました。
私はまだ生きていましたので。」
パパ
「そっか。そんな事あるんですね。」
みどりさん
「今では身寄りが無いので
病院から離れられないんです。」
パパ
「そうなんですね。でも
何で私ってなったんですか?」
みどりさん
「私は、上の階から入り口を見て
いつも外に出れるよう人を探して
いたんです。」
パパ
「へー、そうなんですね。」
みどりさん
「たまたまあなたを見たら
狐さんが周りにいて、その後ろに
鬼さんがおられて
鬼さんが駐車場から離れたので
お話出来るかもとここへ来ました。」
そういえば朝、現場に着くとレオンさんが
レオン
「やっぱ病院は真っ黒やな。
行ってええか。悪い魂食うてきても。」
パパ
「別にええよ。
でも他に影響受けんようにしてや。」
レオン
「わかってるわ。
狐さんに守ってもらえや。」
パパ
「まあ、ええわ。」
そんな会話がありました。話しを戻して
みどりさん
「声を掛けたら、答えてくれて。」
パパ
「そうですね。気付きましたね。
話ししましたもんね。」
みどりさん
「貴方に付いて居たら
外に出れたんです。」
パパ
「そうですね。
気配は凄く感じてました。
狐さんかなって思いながら。」
みどりさん
「そのままお家にお邪魔して
中に入って、階段から悪い物が
落ちてきたんで
階段に上がらせてもらいました。」
パパ
「それはそれはありがとうございます。
でも昨日。てか今日か。
いきなりあんな事で疑って
すいませんでした。」
みどりさん
「いえいえ。息子さん大変でしたね。」
私
「そうですわ。帰って学校からそんなん
連れて帰ってるの知らんかったしね。
うちで良かったら居ててください。
その方がこちらも助かるので。」
みどりさん
「こちらこそよろしくお願いします。
ありがとうございます。」
それから、私の家の階段をみどりさんが、
下に悪いものが来ないよう守ってくれて
ます。お世話になっるので、嫁さんが
たまに和菓子を食べています。
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