今宮のえべっさん
今宮のえべっさん毎年恒例のえべっさん。
パパが自営業なので毎年行って笹をもらってました。
今から2年前、平成最後のお参りに行く事をボスに話しをすると、ボスはまだ行った事が
無いとの話し。じゃあ一緒に行きましょうかとパパの家族とボスとボスの息子とで行く
事に。
宵えびす、十日えびす、残りえびすと、
3日間行われいつも行くのは十日えびす。
近くの駐車場に車を止め参道では無いですが毎年近くの道路が通行止めになって毎年露店が並びます。
以前に刃物売りの方のパフォーマンスが強烈で普通の包丁でかまぼこ板を切ったり、その包丁で新聞紙を指で摘んで包丁をスーッと上から下に下ろすと新聞紙が二枚に分かれたりとすごいパフォーマンス。でも人だかりは
出来てるのに包丁を買う人が居なかったので
職人のおっちゃんが
おっちゃん
「こんだけの事やっても誰も
買えへんのか‼︎」
と、怒り出す始末。で、とっさにパパが
パパ
「おっちゃん。その包丁頂戴。買うわ。」
と、その方から自宅で使う普通の包丁を買うとおまけで牛刀と小さい出刃包丁が。
パパ
「おっちゃんそんなに包丁いらんで。
使えへんし。」
おっちゃん
「タダで貰えんねんから持って帰れ。」
そんなやりとりがあった事をボスに話すと、
ボス
「(笑)面白いですね。見てみたいです。」
とその日、その人を探す事に。毎年その露店があるか確認してからえべっさんに行ってたので確認しに行く事に。...........発見!
以前に買って帰った包丁が柄の部分が痛んでたので、新たに買う事にしました。
案の定以前と変わらずおまけで牛刀と小さい出刃包丁が付いて来ました。
おまけの包丁はボスに使ってもらう事にして
プレゼントする事に。
それから今宮戎へ。
パパとボスを先頭にパパの嫁さんと娘
その後ろをパパとボスの息子たち。
ボスの横を歩いていると突然前から
近づく者が。明らかにこちらの世界じゃない者が。
???
「ようこそ。来てくれはりましたなー。」
と、胸の辺りから声が聞こえたのでとっさに
パパ
「あ。こんにちは。」
ボス
「来ましたね。」
パパ
「神さんやんね。」
ボス
「そうですね。えびす様ですね。」
パパ
「え!えべっさん?」
ボス
「昨日私が話ししてたえびす様ですね。」
パパ
「話ししに行ってたんですか?」
ボス
「そうですよ。後ろに付いてもらえる
かなって。」
パパ
「へー。」
そんな話しをしながら神社に近づくにつれて大勢人だかりが出来だし、ちょっと体調が
悪くなりそうな感じに。
お参りに来る人の念がお金お金の自分勝手
な念ばっかりでその影響が身体に出始め
たんで、
パパ
「やばいわ。みんな守って。」
と、とっさに声を掛けると段々と和らいで
行きました。
ボスが
ボス
「パパ大丈夫ですか?」
パパ
「さっきやばかったですわ。」
ボス
「ですよね。でも大丈夫ですよ。
狐ちゃん達が狐火で結界
張り出したから。」
パパ
「そっか。さっき守ってって
言うたんですよ。」
ボス
「もう大丈夫ですよ。レオンさん(鬼)なんか
「ゴハン一杯や!たまらんわ!」って、
パパの後ろで大騒ぎでしたよ。」
パパ
「そうなんや。」
って答えるとパパの胸から
レオン
「ここは俺らのゴハンだらけやから色々
取りに行くわ。お前ら神社入んねやろ。
俺ら興味無いし。」
パパ
「好きにしたらいいで。行っといでや。」
そう言うと離れた気配がしました。時間が
長くなると大変な事になるのが嫌だったので
神社に入る事に。
入り口の鳥居で一礼し中に。凄い人だかりで並ぶのか並んでるのかわからない状態。
パパの娘がちっちゃいので嫁さんに手を繋いで「手離すなよ。」って言い、とりあえずみんなで本殿へ。
横に居るボスが
ボス
「わー、凄いなぁ。一杯居てますね。」
パパ
「え、何が居てるの?」
ボス
「えべっさん。一杯居ますよ。屋根の上の
えべっさん位が一番高い方なん
でしょうね。」
パパ
「位?」
ボス
「そう。順位あるそうですよ。」
パパ
「へー。」
ボス
「今日はえべっさんなんでお手伝いの
えべっさんもいるそうですよ。」
パパ
「ヘェ〜。」
そんな話しをしながら謎の並びに並んでると本殿近くに。無理やりに場所を作りそれぞれ家族たちとお賽銭を入れてそれぞれで
二礼二拍手一礼。
パパ
「いつもお世話になってます。
毎年ありがとうございます。
感謝します。」
事前のニュースで正式参拝の方法が特集され
実は今宮えびすは「裏参り」という参拝方法があると見ていたので今年はそのやり方で
お参りしようと本殿から裏側へ。
すると相変わらずの人だかり。パパの娘を
抱っこして裏にある銅鑼の場所まで。
お賽銭を娘に持たせて銅鑼に向かうと横からどんどんと人が流れて来て中々近づけない。
しばらくその場で待って、銅鑼の前に順番に並びお賽銭を入れ銅鑼を娘とパパで叩こうとすると横からおじいちゃんが入って来て
銅鑼を叩き
おじいちゃん
「えべっさん、宝くじ当ててや。頼むで。」
と大声でおじいちゃんが言うと
???
「やかましいわ‼。︎二度と来るな。」
との声が。あれ?えべっさん??、
神さん??。明らかにこちらの声じゃ
無かったです。
その後みんなで銅鑼を叩き、ボスと嫁さんが御朱印をもらいに行き他のメンバーは
神社外へ。ボスと嫁さんと合流して止めて
ある車に向かっている時に
パパ
「ボス。銅鑼の所で怒鳴り声聞こえ
ませんでした?」
ボス
「怒鳴ってましたね。」
パパ
「あれ、誰?、えべっさん?」
ボス
「えびすさんですね。銅鑼の場所の担当の
えびすさん。おじいちゃんにでしょ?」
パパ
「そうそう。横入りの宝くじの
おじいちゃん。」
ボス
「勝手な事したからイラってきたん
でしょうね。」
パパ
「へー、そんなとこあるんですね。」
ボス
「あるみたいですね。」
その時、神様と人間と変わらん性格なんやって何と無く思いました。
ボス
「えびす様と話できたんでよかったです。
呼べば力を貸してくれるって
言ってくれたんで。」
パパ
「へー、凄いな。」
ボス
「じゃあ帰りましょう。」
それから車で自宅に向かっていると近くの
交差点で突然車がパンク。せっかくえべっ
さん行った帰りになんでなんやろう?
と思いながらとりあえずパンク修理を呼んで直してもらう事に。待ってる時にボスが
あちらの方に聞いてくれ
ボス
「パパさん。鉄板って言ってますよ。」
パパ
「鉄板??ですか。」
ボス
「近くで見てた方の証言ですよ。」
近くに田んぼがあり、舗装された田んぼへの道に急遽そこへ車を入れ修理屋さんを待っていました。
パパ
「鉄板??..............。」
ボス
「鉄板ですね。鉄板轢いてパンク
したって。」
遠っていった道を見ると何かわからない
鉄屑が。車が通って無い隙を見て取りに
行き歩道にその鉄屑を取りに行きました。
ふと前を見ると向かいに廃品回収業者の
工場が。そこへ運ばれて来た鉄屑が工場に
入らず道に落ちてその鉄屑をパパの車が
轢いてパンクしたみたい。
パパ
「これちゃう?」
ボス
「そうかも。」
パパ
「そうなんや。..........アカンやろこれは。
危ないがな。」
パパ自身イラッとしてしまい、工場を睨んで
パパ
「レオンの兄貴」
レオン
「なんや。」
パパ
「この状況アカンやろ。許されへん!」
レオン
「魂取って来たろか?」
パパ
「誰の魂よ。」
レオン
「あの場所の魂や。いい感じで黒いねん。」
パパ
「ほな頼むわ。」
しばらくしてからどうも許せなく
パパ
「桜華さん。」(主の狐さん)
桜華さん
「はい。どうしました?」
パパ
「許せないです。この場所で営業させるの
は問題があると思います。たまたま僕の
車でよかったとは思いますけど、これは
問題じゃないですか?」
桜華さん
「..........。そうですね。わかりました。」
しばらくして修理屋さんが来て原因を聞くと裂け具合から歩道に寄せた鉄板を見てもらうとありえるとの回答が。タイヤをスペアに
してもらってようやく自宅に着いて本当か
どうかの状況確認の為ボスに今までの話し
をすると
ボス
「聞きましたよ。レオンさんは社員の魂を
自分の屋敷の冷凍庫に保管。桜華さんは
ラファミカ達とあの工場を燃やしに
行きましたよ。」
表と裏があるように、表のこちらの世界では建物が物質として存在しますが裏のあちらの世界では火事で焼失して鉄骨の骨組みしか
残っていない状態。
ボス
「裏が無いんで長く無いでしょうね。
表だけでどれだけ続くかわからない
ですけど。」
人間もそうですが身体と心と言われるように
身体は表で心は裏。そんな方や家や建物が
一杯あります。パパ自身今は
解りかけてます。
ちなみに写真のえべっさんはパパの父親の
形見で、見える方には見えると思いますよ。
あと、後日談ですが、えべっさんに
パパ
「せっかく行ったのに何であんな
オチなん?」
えべっさん
「大難を小難にしたんですよ。」
パパ
「どう言う事?」
えべっさん
「パンクが無かったら正面衝突の事故
起こしてたから。」
パパ
「え!マジで!。」
えべっさん
「あのまま行けば先の道路で年配の方が
運転する車が向こうから来るんで
事故になるところでしたよ。」
パパ
「ほんまかいな。」
えべっさん
「時間をずらせたんですよ。せっかく
来てもらって、私達はそんな事しない
ですよ。パパさんの家族やボスさん
乗ってはるし。」
パパ
「へー、ほんま。それはそれは。
すいませんでした。」
私は今でも感謝しています。
神様に嘘は無いので。
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